初めまして、とある薬学生です。
今日は、私立の単科大学(特に薬学部)の持ち味の一つである学部生の人数について沢山あるメリットを分かりやすく説明したいと思います。
①なぜ学部生が多いのか?
理由はとても簡単で、学費が高いことと教授陣の系統が一つで済むからです。


教授一人あたりに配属される生徒の人数は決まっており、研究室配属分の単位は配属されないと単位が出ないため学部生の人数は教授の数と相関します。
キャンパスも一つで済む、実験などの設備なども系統が絞られるため経費の削減で良いコト尽くしです!そして削減したコストを資格取得のための教育に回せるわけです。
②学部生が多いと何が良い?
いよいよ本題です。学部生が多いとなにが良いのか?
特に薬学部の話ですが、国家試験を受ける学部(薬学、医学、歯学、建築学etc…)は
同じ資格取得を目指している人が多い=夢が同じ人が多い
ということになります。入った時点でゴールが決まっており、周りにも同じゴールの仲間がいるというのは何とも心強いもの。
会社でもそうですが、同じところ多人数が目指してこそ大きな成果が得られます。
③一番のメリットは就職
私は正直このメリットには4回生の後期になるまで気づきませんでしたが、今になって非常に大きな違いだと思います。
国公立の6回生には、薬剤師になった先輩が多くて100人弱しかいません。
一方、私立単科大学の6回生には400人弱の先輩がいます
薬学部の就職は楽、というイメージがあると思いますがそんなことはありません。地方の薬局やドラッグであれば1社受けて終了という方も多いと思いますが、やはり大手は競争率が高いです。


さらに、薬学部の就職は世界がかなり狭く他学部との干渉が少ないため、情報の量が合否を決める場面が多く見られます。
企業へ就職したいと思っている方なら、国公立より私立のほうが有利と言い切れるほどです。
とはいえ、私立と国公立には無視できない差があります。詳しくはこちら
最後に
学校に行くにあたって、周りの人が皆同じゴールである資格取得に向けて勉強している状況は単科大学の大きなメリットだと思います!
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